OpenFoam(*1) + Dakota(*2)による実験計画法を用いた最適解析条件の探索
- ダムブレイク問題を例として-

図 最適化計算の対象と説明(水の体積率で表示。赤い部分が水のあるところ)
Websimulationのダム・ブレイク問題では、
解析者が解析ソフトを指定したパラメータで単純に回すだけでしたが、計算条件を最適化するための
自動化も可能です。ここでは、Dakotaをもちいて解析条件の設計変数を
設定し、目的変数の解に多峰性を考慮したうえで、解をラテン直交格子を併用したサロゲートモデルによる
実験計画法で推定をしながら、目的変数を最小化(最大化)した例を示します。この例では、
設計変数をに制約条件を加えて、水の高さが高ければ高いほど、堰の高さが低ければ低いほど、
目的変数が小さくなるようにしてかつ、堰の向こう側へ流出する水が少なければ少ないほど、
目的変数が小さくなるように評価関数を設定して、計算します。
計算条件によっては、多くの時間を要するため、ここでは、
オンラインで実施可能な計算結果のみを表示しています。結果を見るには
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実際に利用したい場合は、
websimulation@advancesoft.jp
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